院長の加藤庸子です。
今日は治療室の話題をシェアしますね。
最近こんな症状の方が増えているんです。
胃がすっきりしない
胃が重い
お腹がすくと軽く吐き気がする
もしかして同じような胃の不快感、
思い当たる方いらっしゃいますか?
症状を訴える方にあれこれお話を聞いていくと
「そういえば!一日最低2個アイス食べてた!」
「そういえば!毎日ナスをたくさん食べてた!」
「そういえば!生野菜たくさん食べ続けた!」
そのほか、炭酸水飲みまくったとかアイスコーヒーのみ続けてるとか・・・
冷えの原因になることが出てくる出てくる出てくる。。。。
地味に夏の食生活の弊害がこの時期に出てくるんですよ。
そんな冷えからの胃の重さや吐き気によい食材があります。
さてさて、それはなんでしょうか?
有名すぎるからみんな知ってるかなーーー
正解は
ショウガです!
(うちで作っている乾燥ショウガです)
↑↑↑
うちではいつでも使えるように自宅で乾燥させた生姜を保存しています。
つくり方は簡単。
スライサーで切って、
(皮付きのままスライスするよ)
広げて天日に干すだけ。
新聞紙のうえに広げてますが、本当はザルなどで干した方がベター。
天候にもよるけれど、
風通しがよければ4日くらいでこんな姿に変身します。
(おいおいぼけとるやないかい!)
↑↑↑
比較するとてもわかりやすいので、
今日切った物と以前作った乾燥後の写真を載せておきます。
実はこれ、
ほぼ同じサイズのショウガなんですよ
乾燥。。。
こわいね。
縮むね。。。
生乾きが心配な際には扇風機をあてて乾燥させています。
ここで漢方一口メモ
生のショウガを乾燥させたものを、
「生姜」(しょうきょう)
と呼びます。
立派な生薬のです。
主に吐き気を止めたり胃腸の調子を整えてくれます。
一方で生のショウガを
一度蒸してから乾かすと
「乾姜」(かんきょう)
という生薬になります。
こちらのほうが身体を中から温める作用が強くなります。
この乾燥ショウガ。
結構簡単にできるのでよろしければ是非。
出来上がったものは乾燥材をいれて保存容器へGO。
ぽいっと味噌汁やスープにいれて煮出したり、
鍋に入れたり、
煮物に入れたりと自由自在に使っています。
乾燥ショウガを作るのが面倒なら・・・
生ショウガスライス3片を紅茶やホットワインに入れても美味しいです。
(煮出すともっと冷えとりにいい)
冬の風邪、
吐き気がするタイプが多いのでショウガは常備しておくといいですよ
(※チューブしょうがではなく生ショウガがいいです!)
冷蔵庫に放置していて乾燥しちゃったものでも全然おっけーなので、ショウガみかけたら多めに買っておきましょう
「薬膳」というとなんだかハードル高いですが、
食材の特性を知っておくと体調管理にとっても役立ちます。
大げさなことではない、
日常のちょっとした知恵の積み重ね。
大事です。
それでは今日はこのへんで。
本日も読み頂きありがとうございました。
それではまた