鍼灸治療についての一般的な Q&A

◆鍼灸は何故効くのですか?

鍼や灸は身体が本来持っている自然治癒 力を正常に働かせる手助けをします。刺激によって血行や自律神経のバランス が良くなり、身体は健康な状態に近づきます。

また、古来より認められている鎮痛効果の として次のような説があります。
 ・針刺激が脊髄において痛みを抑制
 ・針刺激がモルヒネ様鎮痛物質の遊離を促し痛みを抑制
 ・筋肉の緊張をゆるめ、血行状態を改善

◆鍼は何でできているのですか?

現在、もっともよく使われている鍼はス テンレス製です。
素材としては他に金または銀を含む合金 もあります。

◆鍼で病気が感染することはありませんか?

全て滅菌した使い捨ての鍼を使用してい ますので、衛生的で安心です。

◆鍼は痛くありませんか?

感じ方は個人差や症状等により違います が、使用する鍼は注射針とは全く別物で すので、注射をする時のような痛みはありません。鍼治療に不安な方、敏感な方には、刺入 せずに皮膚に接触させる鍼や、優しくなでる鍼(てい鍼)を行うこともあります。

◆お灸で使うもぐさは何でできていますか?

よもぎの葉を乾燥し、葉についている裏 側の部分だけを集めて乾燥させたもので す。

◆お灸は熱くありませんか?

熱いと感じたら取る場合がほとんどで すので、ご安心ください。

◆お灸をすることで、皮膚に跡が残りませんか?

皮膚に直接もぐさをのせるお灸は、その 大きさにより、跡が残る場合もあります。鍼の上にもぐさをのせて行う灸頭鍼や温 灸など、跡が残らない方法もあります。

◆鍼灸治療に副作用はありますか?

副作用はありません。ただし、治療後一 時的にだるさを感じたり、症状が悪化し たように感じる「めんげん反応」が出る場合があります。これらは身体が治ろうとしている証拠で すのでご安心いただき、ゆっくりお 休み ください。

◆妊娠中に鍼灸治療を受けても問題はありませんか?

大丈夫です。鍼灸は、母体や胎児への副 作用がなく、妊娠中で投薬治療ができない方などに適しています。鍼灸によってつわりが緩和されたり、流産癖のある人が無事に出産したり、また、逆子が治ったという例もあります。
ただし、治療の前には必ず、鍼灸師に妊娠していることを伝えてください。

◆生理中でも鍼灸治療は受けられますか?

はい。月経期間であっても受けられますし、月経期、月経痛を緩和させる目的で来院 される方もいます。症状によっては月経周期も参考にし、そ の時の体調に合わせた施術を行います。

◆病院での治療中や投薬中に鍼灸を受けても問題はありませんか?

大丈夫です。疾病によっては、投薬と鍼 灸の併用で、より高い効果を望める場合もあります。また、鍼灸治療を行う際は、病院での治 療内容や投薬の状況など、詳しく伺ってから進めますのでご安心ください。

◆風邪をひいている時に鍼治療を受けても大 丈夫ですか?

鍼灸治療は、のどの痛み・1 ヶ月以上続く 咳などに効果があります。ただし、また鍼灸治療は、病気の回復期のだるさや脱力 感等にもよく効きます。ただし、38°C以上の高熱の場合は、外出すること によって悪化する恐れがありますので、 ご来院はお控えください。

◆施術を受けた後、お風呂に入れますか?

施術直後の入浴は控えましょう。1~2時間は空けてください。また、長時間の入浴やサウナは控えましょう。入浴を避けた方がよい症状の場合はお伝えします。入浴してもよい場合でも、熱すぎるお湯に浸かるのは避けましょう。

◆施術後、運動をしてもいいですか?

症状と運動の程度にもよりますが、施術当日は、なるべく控えましょう。

◆施術後、注意することはありますか?

施術後は、身体を休め、ゆっくりと過ごしましょう。